オバレことOver The Rainbowを演じる3人が舞台挨拶に立つのは、今作公開後初めて。増田が「新人時代にお世話になった作品と
、そのときからお世話になってるおふたりなので
、ある意味新人時代の緊張感を久しぶりに感じています」と話すと、客席から「がんばってー!」と応援の声が飛ぶ
。今作の新規カットであるCMパートに多数登場しているオバレだが
、増田は「台本をもらったときは、正直ちょっとよくわからなかったです(笑)
。愛情を伝えようとかポジティブな気持ちなのはわかるんですが、どんな距離感でどんな方向性でとかは、現場に行って聞かないとまったくわからないなと思いました」と率直な感想を述べた
。柿原は「何をやらされてるんだろうという気持ちは一番最初はありましたけど(笑)、僕が一番最初に録ったので、あとは2人が続いてくれるだろうと」とコメント。すると前野は「“はちみつOver The Rainbow”はカッキー(柿原)独特の間があって
、1回じゃなかなか合わなかった」と明かした
。またCMの場面である発見をしたという柿原。「みんなちゃんと体格が違う 。コウジが一番ガタイがよくて、カヅキがボクサーのような締まった体、ヒロはまんま前野の体。シュっとしてる」と違いを伝えた
。
前野智昭[拡大]
「KING OF PRISM」はそもそも2013年より放送された「プリティーリズム・レインボーライブ」のスピンオフとして始まったシリーズ 。「レインボーライブ」の当時を振り返り、前野は「序盤のヒロは
、スタッフの皆さんも僕自身も
、方向性がしっかり定まってなかったような気がしていて 、演じるのが難しいことがすごく多かった。『体はべるを求めて心はコウジを求めてるんです』みたいなご説明を受けて 。それをセリフにどう落としこんで表現するのが正解なのかっていうのが、誰にもわからない状態だった」と話す。そんなヒロに追いかけられていたコウジ役の柿原は「振り返ればヒロがいるみたいな、すごい怖かったですね(笑)
。でもかわいいやつだなって思います」と続いた
。増田は「今思うと一番変化がないのはカヅキかなと。人間的にもともと大きい人間で、自分よりも悩んでいる子たちのために手助けできるお兄ちゃんポジション。新人時代だったので、僕の中ではハードルを感じながら収録してました」と振り返った。
当時との変化について聞かれると、増田は「朝起きて体が好調の日がなかなか訪れなくなりました」と重ねた年月を思わせる回答。前野は「ヒロを演じたことがきっかけになって、それまでは“よく見られよう”というような意識が強かったんのが、この10年は“面白ければいいや”という方向にシフトしていけた気がします」と語る。柿原は「“応援上映”は『KING OF PRISM』によって誕生したと言っても過言ではないと思うので、当時は応援上映ってどういうものかよくわかってなかったけど、年々ほかの作品でもやり始めて、当たり前になりましたよね」と、「KING OF PRISM」が与えた影響について触れた
。